【空海劇場2011】舞台裏 PART.9~ショー2部本番~
「とりあえず、舞台そでに移動してもらっていいですか!??」
汗汗汗
と、舞台そででヘアメイクをやってもらうことになる本番10分前!!
開演してから台本通りに舞台は流れていって、
ショーの準備ができていないからといって誰も待ってくれません。
ショーのキューだし(指示)をするために、
わたしはモデルが完成してスタンバイするのを
確認できないまま表へ。
・・・大丈夫かな・・・
緊張感たっぷりの中
ゆっくりと鐘が鳴り、ショーがスタートしました。
川畑さおりさんの三味線と
ウェイウェイさんの中国琵琶の生演奏が入り
スモークの中から
僧侶登場!!!!!
僧侶が本堂の扉をあけると・・・
大奥から・・・
(ドレスの裾は博多織と久留米絣、胸元は博多織のパッチワーク)
(帯が博多織と久留米絣)
子女達が・・・
(白無垢のドレス。ドレスビスチェと襟、スカートは博多織献上)
次々と登場!!!!
ひっくり返っていた舞台裏がまるで嘘のよう。
何食わぬ顔で出てくるモデル達。(当然ですがさすがプロ。)
間に合ってよかった・・・
そして・・・
一番最後まで出来上がらなかったドレスの登場
川や
五重塔は博多織で作りました。
そして・・・
牡丹の花・・・
出来上がっている。
昨日の夜までまだ紙だったのに。
なんか胸にジーンと響く
最後の帝王ドレス。
(ドレスは大島紬、博多織、木蓮の花びらは久留米絣と博多織)
ほっとすると同時に達成感がこみ上げてきて・・・
感動して胸が熱くなりました。
最近ファッションショーに慣れすぎて感動することを忘れていたわたし達。
「ばらばらのリズムを組み合わせて最高のリズムを作る」
というQuantizeのブランドの意味通り
モデル、ヘアメイク、音楽、舞台美術、衣装の素材、照明、演出、
みんなが協力しあってできた最高のショーでした。
だから、ブランドの原点を思い出させてくれたショーでした。
モデルのみなさん、
ヘアメイクのマリナ先生と、恵美さん、
ヘッドアクセのブッキー先生
音楽のラハイニー
生演奏でコラボしてくださった、川畑さん、ウェイウェイ、エイジン
住職と僧侶のみなさん、
衣装作りをずっと手伝ってくれたみずちゃんと、アシスタントのみんな。
そしてこの企画を持ちかけてくれた中尾プロデューサーと
茂吉商店のみなさんに感謝します。
ありがとうございました。